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2009年10月07日
新型インフルの心得

先月半ばのこと。
娘が新型インフルに感染しました。
38度以上の熱が下がらず、発熱から2日目の午前中、
ついに40度に達しました。

急いで受診した病院で血液検査の結果を待つ間に
それは起きました。

別室のベッドで横にさせ待つ間に
ムーミンの絵本を読み聞かせて少したったころ。
熱で顔のほてった娘の視線が左右にうごき、
ぴたり と止まったんです。
呼びかけても反応がないまま、顔色は次第に紫色になりました。

とっさに時計をみて、私は近くを通りかかった看護師さんに
娘の変調を告げました。

「硬直していますが、熱性けいれんですね。
3分ぐらいで収まると思うので
このまま様子をみましょう」

けれども10分を過ぎても娘の硬直は解けません。

酸素マスクとけいれん止めの点滴が運ばれ、
部屋は2人の先生と3人の看護師さんでいっぱいになりました。

けいれんの間に嘔吐と失禁をした娘。
そして私の目の前で意識を失いました。


生きた心地がしませんでした。

先生が言います。
「娘さんからA型の陽性反応が出ています」
「おかあさんは今すぐ内科で予防のための吸入薬を
 処方してもらってください」

私は言われたとおり、娘を先生たちに預けて
内科を受診しました。
その待ち時間のなんと長く感じられたことか。

内科のそばにあるCT室から
ベッドに横たわった娘が出てきました。

先ほどの先生が私を見つけてくださり、
脳症の心配から念のため検査をしたとのこと。
幸い脳症の兆候はみられないということでした。

24時間の点滴と、酸素マスクと、
心電図のコードがくっついたまま、
娘はその後4時間眠り続けました。

そして

「ママ…?」

私を呼んで手を差し伸べてきたとき、
私は心からすべてのことに感謝したのでした。

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娘はタミフル、私はリレンザを処方され、
それから4日間娘に付き添いました。

娘は普段から健康で、なんの持病もありません。
新型インフルエンザのウィルスは「弱毒性」と言われますが、
健康な人でも時には重症化することがあります。
もともとはメキシコからきたウィルスですが、
いつ、どこで感染するかなんて予測できません。
ことし感染しなくても、
感染する可能性は
この先 一生続きます。

うがいや手洗いなど予防はもちろんのことですが、
感染した場合はよそに感染を広げないこと。
「咳やくしゃみのエチケット」が何よりも大切です。

これからが流行のピークになりそうです。
パニックに陥ることなく、落ち着いて、
ワクチン接種を受けたり、受診するよう
心がけたいものですね。

投稿日時:2009年10月07日 12:52 ページを表示