と、冬の夜に下帯姿の男たちの大声が響く

「黒石寺蘇民祭(こくせきじそみんさい)」。

1000年以上前から続く伝統行事で

一年の無病息災や五穀豊穣を祈ります。

 

午後10時から午前7時ごろまで行われたこの祭りに

私先日、参加してまいりました。

しかし、想像以上に大変だったのです…。

何がつらかったのかと言いますと…、

 

数々の荒行をこなさなければならなかったことです!

冷たい川の水をかぶったり

蘇民祭

 

炎の燃え上がるやぐらの上に登って火の粉や煙を浴びたりと

様々な行事をこなしました。

 

このうち目玉が

終盤、午前5時から始まった「蘇民袋争奪戦」。

 

小間木(こまぎ)というお守りが入った蘇民袋を手にしようと下帯姿の男たちがぶつかり合いました。

この袋をとると、厄が払われ、一年間無事に過ごすことができると言われています。

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本堂の前で、蘇民袋が運ばれてくるのを待ちます。

いよいよ運ばれると、激しい奪い合いが繰り広げられました。

 

男衆の群れは、だんだんと移動し寺の外へ…。

次第に空も明るくなっていきました。

 

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およそ2時間の激闘の末、

蘇民袋争奪戦は終了。

今年の取り主は

花巻市の小原 広任(ひろただ)さんとなりました。

おめでとうございます!

 

つらくはありましたが、

荒行をこなす中で岩手の伝統を全身で感じることができ

良い経験になりました。

これからもいろいろなところに足を運び様々なことを体験して

岩手を知っていきたいと思います。

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