台風10号の豪雨被害が発生してから

1ヵ月が経ちました。

被災された皆さまには

改めてお見舞いを申し上げます。

 

台風10号が岩手に来た当日、

私は宮古市で取材をしていました。

今までに経験したことのないような激しい雨と風で、

立っていることすら大変な状態。

雨が止んだあとも

宮古市役所付近は私の腰がつかるほどの高さまで冠水していて

台風の脅威を、身を持って感じさせられました。

 

その後も、これまで岩泉町などで取材を重ねてきました。

台風10号が通過したあと初めて岩泉町を訪れた時に見た

横転した車、なぎ倒された木々、泥だらけの街。

現実の風景とは思えないほど壊滅的で、愕然としました。

そして、復旧作業に追われ忙しい毎日を過ごす現地の人々に

マイクを向けなければならない日々が続き

歯がゆい思いもありました。

 

そこで自分も復興の一助になれないかと

今月28日、休日にボランティアに参加してきました。

image1 (13)

image2 (7)

担当したのは、住宅からの泥出し作業。

被災した住宅の床下に残されていた大量の泥の中には大きな石も交じっていて

掘り出す作業は容易ではありませんでした。

また掘り出した泥を入れた土のう袋を運ぶのも大変でした。

私が作業した家に住んでいた高齢の女性では、

到底こなすことのできません。

こうした方のために少しでもできることをしなければならない、

改めてボランティアの重要性を感じ

私自身も継続していかなければと思いました。

 

さらに台風被害を取材した「安家洞(あっかどう)」にも行きました。

image3 (5)

 

image4 (3)

中に入れていただくと

2週間前は、歩くと足をとられてしまうほどの泥に覆われていましたが

その時とは比べものにならないくらい、片付けが進み

少しずつ復旧に近づいていました。

また以前は「営業の再開見込みは立っていない」とのことでしたが

今回、鍾乳洞を管理している会社の工藤社長から

「ことし中の再開もできるかも…!」という言葉を聞くことができ安心しました。

ほかにも

「取材してもらってから、

『テレビを見て、心配になった』とか『何かできることはないか』といった連絡が来た。

周知してくれてありがとう」と言っていただけて

なんだか救われた気がしました。

 

1ヵ月経った今も

被災地では、苦しい生活を余儀なくされている人がいます。

私たちも「伝える」ことを通じて

その改善に少しでも貢献できればと思います。