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◆第180回 対決 巨匠たちの日本美術(4.August.2008)

朝日新聞130周年・東洋美術専門誌『國華』120周年記念特別展
『対決 巨匠たちの日本美術』
2008年7月8日(火)〜8月17日(日)
東京国立博物館 平成館 (上野公園)

 岩手県立美術館の『美が結ぶ絆』展(第177回をご参照ください)につづいて、さらに大規模な日本美術の企画展を観る機会があった。
  作品を時系列に並べるのではなく、同じジャンルの巨匠による「対決」という形を取り入れているのがユニークだ。
  もちろん、対決といっても〈食うか食われるかの関係ではない。むしろ、両者の個性があいまって、より大きな調和の世界をかたちづくる(図録より)〉ものである。
  また、実際にライバル関係にあった巨匠もいるが、時代が異なる例もある。

  対決のラインナップを挙げておく。
  運慶対快慶、雪舟対雪村(この対決を楽しみに行った。やっぱり見応えがあった)、永徳対等伯(これも楽しみな対決。しかも、狩野永徳は新発見作品、東京初公開作品など充実していた)、長次郎対光悦(焼き物ですね。ぼくはさっぱり疎いのだけれど、これを目当ての方が多かったようだ)、宗達対光琳(日本のバロック。ただただ華麗)、仁清対乾山、円空対木喰(木喰をこれだけまとめて観たのは初めてだった)、大雅対蕪村(池大雅がモダンな感覚の持ち主だったことを改めて感じた)、若冲対蕭白、応挙対芦雪、歌麿対写楽、鉄斎対大観(これが意外にあっさりした扱いだったので、ちょっとがっかり)。
  これだけの顔ぶれの一級品(国宝10件、重要文化財40件)が一堂に会したのだから、圧巻だった。観終えた後、久々に心地よい疲労を覚えた。

◆このごろの斎藤純

○日本推理作家協会ソフトボール同好会の軽井沢合宿に行ってきた。この同好会の創立メンバーの一人なのだが、盛岡に帰ってきてからはずっとご無沙汰しており、8年ぶりの参加。打席では空振りを連発し、守備(ファースト)ではエラーを続発するなど大活躍してきた。

ヨセフ・スーク: アスラエル交響曲を聴きながら