令和3年1月8日
盛岡市に拠点を置く新聞・通信・放送の報道機関計14社は、震災10年の節目を前に、「岩手メディア共同キャンペーン」を開始します。
復興状況や課題を検証し、被災者の思いに耳を傾け、教訓をこれからも伝承し続けていくため、“オール岩手”で息の長い震災復興報道を続けていきます。
具体的には、「あの日への思い 未来への思い」をテーマに、被災された方々や被災地にゆかりのある方々、支援活動に取り組んでいらっしゃる方々などから、参加各社の紙面や放送、ホームページ等を通じ、広くメッセージを募ります。
寄せられたメッセージは参加各社で共有・選択したうえで、各社の紙面や放送、WEB、SNSなどで広く紹介していきます。
共同キャンペーンを始めるにあたり、キャンペーン名「震災10年 ともに」の題字は、不来方高校1年 伊藤夢彩さん(いとう・ゆめか 16歳)に揮毫していただきました。
「題字には、被災者もそうでない人も、復興に向け一緒に貢献・協力していくという思いを込めた。今回、題字を書くにあたり、震災関連のニュースを改めて見て、津波の恐ろしさを感じた。映像で見るだけでも恐ろしいのに、実際に生で見た被災者の方々の恐怖はどれほどだったのか。大切な人を亡くした方、傷ついた方に、題字に込めた思いが届いてほしい」
「将来の夢は看護師。災害時には、現場で貢献したい」
伊藤夢彩