人権尊重・コンプライアンスに関する自主的取り組み
一般社団法人 日本民間放送連盟は「人権尊重・コンプライアンスに関する自主的取り組みの公表と調査」をすることを決めました。岩手めんこいテレビはそれに基づき以下の通り調査結果と方針を公表します。(令和7年5月9日)
弊社では人権尊重・コンプライアンスに関する自主的な取り組みとして、2度の社内調査・ヒアリングを実施しました。
第1回
- 期間:1/29~1/31
- 対象:全社員(男性・女性)49名 役員・嘱託除く
- 形式:MS FORMS(完全匿名)を使い調査
第2回
- 期間:2/5~2/13
- 対象:女性社員・関連会社女性スタッフ26名
- 形式:常勤監査役による対面での個別ヒアリング。(匿名報告)
【第2回調査の質問内容】
① 上司・同僚の誘いによりご自身の直接業務に関わるメンバー、業務以外の宴席に参加したことはありますか
② ①で、「ある」と答えた方でその際断りにくいと感じましたか
③ その宴席で不適切な言動を受けるなど嫌な思いをしたことがありますか
④ 業務以外の宴席参加に関する意見をお聞かせください
【調査ヒアリング結果】
上記質問①に関して ある6名/26名中
質問②に関して はい3名/6名中
質問③に関して ない6名/6名
質問4に関して
・誘われる頻度が多いとあまり行きたくないと思った
・業務でない宴席には参加したくないが、上司に誘われると断りにくい
・自分は割り切り仕事と思うがそうでない人もいて認識の差で板挟みになるのが辛い
・宴席など多いのは割り切っているが、遅い時間までだと負担に感じる
・自身の為になることもあると思い前向きに意識していた。楽しい場面もあった。など
まとめ
調査の結果、宴席等において重大な人権侵害にあたるような事案はありませんでした。一方で、誘われる頻度や受け止め方など様々な意見があったので一定のガイドラインを作成する必要があると考え、若手、中堅社員からなる検討委員会で以下の「飲食を伴う会合のガイドライン」を策定しました。
ガイドライン要約
① 取引先、社外スタッフなどが参加する宴席等に、業務担当外の社員スタッフを安易に参加させない
② どうしても必要な場合は当該社員の所属長の了承をとる
③ 社内の会合等においてはその頻度、連絡する時間、会合終了時間等に配慮する
④ 下記の社内整備を行う
・ハラスメント窓口(相談窓口)の社内周知徹底
・MS FORMSを利用した現代版目安箱設置あるいは外部第3者機関の相談窓口を検討
・人権意識に関する研修の実施
これまではほぼ隔年で外部講師によるコンプライアンス・ハラスメントの社内研修を実施していたが、今後は毎年の実施とし年毎に委託会社、講師を変え受講者が参加しやすい工夫をする
※弊社ではコンプライアンス及びリスク管理等に関する規定(平成29年10月1日施行)を独自に定め、人権尊重及びコンプライアンス徹底に努めています。
以上